公認会計士の日 - 竹中平蔵先生の講演会

 はろー!
今日は公認会計士の日、ということで(知らなかったんだけど!)、
会計士協会の東京会(東京支部、的な)主催の講演会に行ってきました:)

受付担当の事務員の人の不手際で、
カードをピッてやらせてもらえなかった‥:(
(会計士の義務の一つになってるCPEって制度の単位認定に必要な手続き)

それは置いておいて、
講演の中身だけれど‥結構面白かった!話すのうまい。
忌憚なく行きます、自分は何を言っても失言になりませんから(笑)
なんて、笑いを誘っていたり。

要約すればこんな感じ。
・現在の日本は異常な状態
 方向性のない政策
 民間エアラインへの不必要な公的資金注入
 増税への横並びの賛成
 モラトリアム法といった競争を歪ませる要因の容認
そして、あまりにおかしい点が多すぎて、国民は鈍感になってしまっている、とも。

・上述の状態への政策提言
1.増税の前に削れるところは削るべき
 ある調査によれば、成功している財政政策はみな、
 先に削れるところを削ってから、増税
 逆に失敗している財政政策は、先ず先に増税をしている。
 野田さんは増税について、最も達成し難い困難であると言っているが、
 本当に達成しにくいのは歳出の削減。
 これは誰かの既得権益になっている為、削減を試みると
 既得権者が大きな抵抗を見せる為、非常に困難。

 歳出を削るものの例として、社会保障を挙げた。
 弱者は勿論守るべきだが、基本的に自助自立させるべき。
 例えば団塊世代の年金は、若い人たちに負わせるのではなく、
 その世代内で賄いあうべき。
 経団連会長や孫さんといった、年金をもらう必要のない人たちまで
 年金をもらっている現状。そこを適切に調整すべき。

 日本のGDPに占める年金歳出は、他国と比べてもそれなりの水準。
 しかし、他方で若者に対する社会保障(子育て支援等)は例えば英国などの4分の1水準。
 消費税は今後、ドイツ並みに上げるという案が出ているが、
 それを上げても、若者に対する社会保障へは1%水準でしか回らない。
 この構造を変革した上で増税すべし。

2.官民による協同を進めるべし
 諸外国で徐々に高まりつつある協同プロジェクトを推進すべし。
 具体的に、例えば空港等の土地・建物は国が保有するが
 使用権を企業に売却するという形をとることで、
 即時的な投資資金回収が出来るとともに、合理化が図れる。
 日本でもようやく法が通ったが、この使用権に減価償却を認めていない点は
 少々問題か。

3.日本を強い国にするために
 日本(東京)が世界で活躍することはそう難しくない。
 先ず、現在の異常な状態を元に戻した上で、3つのことを実施すべき。
 (1)法人税率を香港並みに低くする
 (2)空港アクセスをシンガポール並みに良くする(この為に官民協同が特に重要)
 (3)規制緩和をロンドン並みに行う
 東京はイノベーション発信の地。
 これらを行えば、すぐに世界を圧倒することが出来るようになるはず。

・最後に
 今後近いうちに、これまでに溜まってしまったものを
 大掃除(歳出削減、異常な状態を元に戻す等)する政治家が必要。
 小泉さんは大掃除に取り組んだ人であるが、あの時以上に
 今回の大掃除は苦難を伴う。しかし、確実に行う必要がある。
 自助自立の論理と共に、政策に取り組まれるべし。

と、以上です。

(当たり前だけど)全然知らないことばかりで、
どうしたら、あのレベルまで考えを巡らせられるようになるのか、
と思った。

講演を聞いて、政治家ってかっこいいな、
自分も、いつか自分の国を思って、政策を提言したい‥
なんて思ったり。
でも、そこまで頭がしっかり回せるかわからないから、
まずは上が出してくれる指示に則って、
精一杯頑張るだけ、かな。

よし!やるだけ!
Bye.
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