卑屈な鏡

 あるゲームで、信頼度(ゲーム内では忠誠度と言われる)の度合いに応じて
全面的な信頼を得ているようだ
であるとか、
一挙一動に諸手を挙げて賛成しているようだ
であるとか、
特に不満はないようだが軍議に積極的に参加するつもりはないようだ
であるとか、
話しかけても無視されるようになり、冷たい視線が刺さる
であるとか‥

主人公の、あるキャラクターに対して有している信頼に応じて
メッセージが出る。
最悪のケースでは、主人公とは縁を切ってどこかへ行ってしまうことすらある。
自らの行動によって人の自分に対する評価が変わるところを目の当たりにするのは辛い。
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その信頼の度合いは、主人公の節々における発言や行動によって決まる。
当然、信頼は高いに越したことはないのだが‥。

あるゼミ仲間の様子が、今日、少し変だった。
もしかしたら、単に疲れていただけかもしれない。
もしかしたら、自分の発言の罪悪感からそう感じただけなのかもしれない。

自分の得意分野である会計を、
あるゼミ生のチームに委託して調べてもらった。
ただ、彼らはずぶの素人。会計士志望者ではない。
だから、こうなることは当然予期できていたはずだし、
持ってきた成果を評価すべきであったのだと思う。

とはいえ、自分の得意とする分野であるから
間違いを間違いのままにしておけなかったし、
御座なり(もちろん、自分の視点から見て)な調べ方には多少腹が立ったこともある。

そこで、評価するより何よりも先に、
情報が古すぎると切り捨て、次にいくつかのダメ出しをした。
後悔しても後の祭りである。

もちろん、これは受け手次第でどうとでも受け取られるから
自分の中で少し大げさに考えすぎているだけなのかもしれない。
しかし、その発言の少し後から、あるゼミ生はやる気を逸した、ように見えた。
少なくとも、俺には。

わからない。
多分ちょっと弱気になってるのは、
昨日、『こころ』の「向上心のない奴は‥」の続きを度忘れして
ぐぐった時に見たスレの影響かも。

たまたま読んだそのスレには、
「上手くなりたいとか言うなら努力あるのみ」と言う友人の発言に
向上心がなくてはなりませんか。
上手くはなりたいですが楽しみ、という範疇でやれればいいのですが。
的なことが投稿されてて、
そこから話は発展。

うまくいってるやつに限って、向上心がどうのこうのって押しつけがましい、
誰もが上を目指してるわけじゃないことを知れ、などなど書いてあって‥
なんか、その押しつけがましい‥って自分だなーなんて。
そう思われてるんだろうなーなんて、思って。

意外とそれが心に残ってたのが影響として大きい、かも。
いや、それを話に挙げるくらいなんだからそうなんだな。

みんなが同じ考えじゃない。
そんなことは頭では分かっているんだけど。

自分は綺麗に整いすぎてるのかなーって。
だから、乱れてるものがあればそれすらも正したくなる。
それを見過ごすことはできない。
そして、そういうところだけは目聡い。

鈍感力。
前から必要でした。
今日、もっと必要だと思った。

もうメンバーはこれ以上欠けないと思う。
みんなひざ上までどっぷり浸かってるから。
でも、それを前提にしたって協力が得られなければなんてことはない。

中学・高校・大学。
沢山の●●長、やってきた。
やればやるほど、自信、失くすよ。

北風と太陽。
力尽くでは、誰もついて来ないんだ。
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