資産除去債務(履行差額の話)

 たまには、会計の話でも。

資産除去債務、問題作成任されて‥全論点の問題を作っていたんだけど、
そこで、ちょこっとした参考資料というか、
コラムを載せたのね。
まあ、それの話。

資産除去債務が今回の決算(だったかな?もしかしたら前回の、かも)から
計上しなきゃいけないとかで、注目度も上がってるみたいね。

そこで、履行差額についてちょっと指針を見てみたんだけど‥
利益が出たとき(資産除去債務の計上額>実際の除去費用)の対処がどこにも載ってない!

いや、正しくは「原因が異常なとき」の話なら載ってる。
これは特別損益へ計上。それは納得。
あと、見積がそもそも適切でなければ
つい最近公表された24号の、誤謬の訂正に該当して修正再表示。

仮に、これが営業外の固定資産に対する資産除去債務の話なら
話は簡単で、じゃあ営業外収益に‥で済むかもしれない。

でも、所謂事業用の固定資産に対する資産除去債務は‥‥?
販売費及び一般管理費に△表示?もしくは、売上総利益の下にでも??うーん。

これについて、さらに結論の背景を見たり、話を聞いたりした結果‥
以下のことが判明。
先ず重要性の有無を判断する→重要性あり→販売費及び一般管理費
独立した科目として△表示。
但し、重要性がある、つまり相当程度大きい金額が出たってことだよね。
となると、実際、それが異常な原因でない可能性は著しく低い。
つまり、現実的にはこの対処はありえないといってもいいくらいだそうです。

逆に、重要性が乏しければ、利息費用との相殺が妥当、とのこと。
通常、資産除去債務は一つの資産のみに計上することは稀で、
複数の資産に計上することが通例。
そのため、少額の(多額だったら↑の重要性に引っかかるはず)貸方履行差額が
出たとしても、相殺できないことは先ずない。

ここからは実務的な実際の対応だけど、
仮にそれでも利益が出てしまったら、
大抵は他の費用科目の中に紛れ込ませてしまうんじゃないか、と
某会計士の先生は言っていました。(こんなんでいいのか、とちょっと思ったけど)

この辺がこうアバウトだったり、そもそも適用指針に記載がないのは
重要性がある場合には対処法が既にあるし、
重要性が乏しい場合には、それでいて且つ利益が出るなんてことも
稀で、わざわざそのために規定をする必要性は見られない、っていうことみたいね!

なんかネット上では、yahooの知恵袋なんかで
同じようなこと質問した人に対して、
税務上の話を持ち出して、会計上の考え方と混同しないでください、
なんてご丁寧に注意まで促してる人いたけど、
きっと、それは逆だよね(笑)

聞きたかったのは、今書いてるようなことで
税務上の話がどうなんて、一言も言ってないような、、。
少なくとも俺はそう感じたな^^;
むしろ、税務上の話と混同しないでください、てか?

少し長くなってしまったけれども、
資産除去債務についてはこんな感じ!
会計は、一通り勉強した後の、さらに深度ある勉強に入るのが
大変ね。うーん、奥が深いぜ。

では★
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